〜あなたが光り輝くサポート〜

2024/03/20 23:15




手作りの温もり「マクラメ編みに愛情を込めて」


作家:小神麻美のハンドメイド、手作りの世界観をご紹介します。


私は麻美がマクラメ編みを始めた頃からいつも隣で見ています。


彼女がマクラメ編みで表現する世界は、とても美しく、彼女の職人としての集中力と感性、天然石への愛情、直感的に本質を捉えた世界観にはいつも隣にいる私は沢山の気づきをいただいています。


今回はそんな彼女のマクラメ、手仕事をお伝えします。


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目次:


「マクラメ編みとは?」


「愛情を込めた一結び」


「天然石との対話」


「マクラメ編みとの出会い」


「愛を紡ぐストーリー:マクラメ編みへの愛情を込めて」


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「マクラメ編みとは、、、?」




マクラメ(Macrame)とはアラビア語の「ムクラム」(格子編)に語源があり、「交差して結ぶ」という意味らしい。


装飾品としての結び、という意味合いで使われることが多いみたいです。


「結ぶ」という技術は人間の生活、営みに密着し何万年もの時間をかけた、沢山の経験、知恵の結晶です。


猟をする人は獲物を捕まえるために、布を織る人は縁を丈夫にするために、船を操る人は帆を上げるために、そして装身具として身につけるために、みんなが必要な技術を考え出し、あるいは偶然見つけ出してきたものです。


「マクラメ」の技術は、暮らし文化を伝え、海を越え、山を越え、今日に至っています。


日本でのマクラメ(結び)の歴史も古く、しめ縄、帯留や鎧、剣の柄、正月飾りなどによって残されています。


近年ではミサンガやアクセサリー、インテリア雑貨として、また作業療法としてリハビリの効果があることも認められているそうです。


麻美がマクラメ編みに初めて出会ったのは、中南米でした。


麻美は、「結び」が原点である「マクラメ編み」の技術を通して、天然石と人のかけ橋をしています。






ハンドメイド『 愛情を込めた一結び』


麻美がマクラメ編みで糸を結ぶ時、それは単なる手仕事を超えた行為である。
とある時気づきました。


この地球上に存在しているのはあなただけだと想像してください。


すると何かをする望みはなくなります。見てくれる人がいないのに絵を描く意味がありますか?


聞いてくれる人がいないのに、音楽を制作する必要がありますか?


使う人がいないのにモノを発明する必要がありますか?


私たちの暮らしや仕事は、他の人との関わりがあって一緒に経験するからこそ人生の意味や喜びが目的、充実感があるということ。


作品を作る時、私は私の作るアクセサリーがあなたの役に必ずたつ。そう信じてひと結び、ひと結びと愛情と思いやりを、こめています。


私たちの作る作品も、つけてくれる人がいてこそ初めて喜びの循環が生まれます。


そう気づいた時、私は人に糸に天然石に感謝の気持ちが湧いてきます。


Amorの作品は、麻美自身の人生の物語を紡ぐと同時に、新たな持ち主に新しい物語を始めるきっかけを提供したいと思っています。


そしてこの創造行為は私たちにできる、今まで出会った沢山の恩師や地球、手に取るあなたへの恩返し。


今まで出会ったすべての人、自然、出来事、思い出、感情、過去、産み育てくれた両親、


私達は沢山の旅の経験をさせてもらって、今手元にあるのは高知県の山奥の小さな工房と、未来の光である子供達、そして地球の叡知である天然石たち。


「私の作品の一つ一つが、誰かの笑顔の一部になれば」と、麻美は心から願い制作をしています。


私たちの作品が誰かの心に寄り添い、いつもの日常に小さな喜びをもたらすことを願っています。






『天然石との対話』


いつも麻美は彼女の小さな工房の窓から差し込む朝日を浴びながら、机の上に沢山の天然石を並べて新しいマクラメ編みの作品制作に取りかかります。



小さな工房にホワイトセージの煙と香り漂い、薪ストーブでお湯を沸かしハーブティーを入れて一息をつくと、ティンシャの音が空間に響きます。


この瞬間から麻美の周りの世界は別の空間に包まれ、これはただの作業開始ではなく、彼女にとって一種のセレモニー、お祈りのような神聖さを私はいつも感じるのです。



彼女は、まずこの[環境を整えること]、[自分の美しい状態に入ること]に一番の重きを置いています。


観察していると、彼女は天然石を手に取り、その質感、色、そして一つ一つの石が持つエネルギーを感じ取りながら、まるで石と会話をしているように制作をしています。


天然石、糸との対話のプロセスを通じて、彼女は自分自身とも対話しているようです。




そして麻美と石の対話はミュージカルのように歌います。
「水晶よ〜、今日は、どこへ〜私を連れて行ってくれるの〜?」


石の精霊の声を呼び起こすかのように石の声を聞き、
「今日はあなたの知らない世界へと行くわ〜〜」っと対話が始まるのです。


麻美は一つの天然石を選び出し、それにふさわしい糸の色と太さを選びます。


一つ一つの石が持つエネルギーと対話を重ね、作品として形作られていきます。


人間にも十人十色あるように一つ一つの石が語るメッセージは異なります。


「このアメジストは、勇気と癒しを求めるあなたへ」と、彼女は石と歌い語りかけながら、その石のためだけの独特なデザインを紡いでいきます。


彼女にとって、マクラメ編みは心を形にする魔法であり、天然石、糸との対話から生まれる作品には、彼女の愛情、喜びの結晶です。






『マクラメ編みとの出会い』



麻美がマクラメ編みという技術に出会ったのは、まるで運命のいたずらのようでした。


8年前、彼女は一生懸命働いて貯金したお金で、「夢だった世界一周の旅」に出発しました。


世界を旅する中で、様々な文化とその中に息づく手工芸に魅了されました。


その中で天然石とマクラメに出会ったのはメキシコ。


メキシコは彼女が今までに見たことのない、繊細で美しく衝撃な出会いと、自分の運命を切り拓かれた奇跡の場所だったとよく振り返って語ります。


まだ始めたばかりで下手くそだった頃、出来上がった作品を出来上がるたびに嬉しそうに僕に見せて


「どう?素敵でしょ?」と麻美が言ってくれたことがとても印象に残っています。



(初めて編んだマクラメペンダント)



彼女はこの技術を本気で学び、自分の手で新たな作品を生み出す決心をしました。


最初は手探りで、何度も何度も糸を結び直し、「100本ノックのようだ」と言っていましたが、徐々にその魔法のような技術に惹き込まれていきました。


マクラメ編みは単に美しいだけでなく、彼女にとっては過去と現在、そして未来を繋ぐ架け橋のようなもの。として理解しました。


気がつけば8年。今では、まるで蜘蛛の糸のように無尽に飛び出す糸を巧みに編み出す彼女が目の前にいます。


今の彼女の作品は、彼女自身の旅と成長の物語を映し出しています。


そして今、彼女はその磨かれた技術を通じて、あなたの光り輝くサポートとして、地球の神秘をあなたにお届けします。




『愛を紡ぐストーリー:マクラメ編みへの愛情を込めて』


麻美が初めてマクラメ編みの糸を手にした時、彼女はただ何か新しいことを始めたいという思いからマクラメ編みの技術に触れました。


しかし、彼女が糸を結び、形を作り出すうちに、マクラメ編みは彼女にとってただの仕事を超える存在となりました。

それは、彼女自身の感情、記憶、そして愛を形にする手段となり、彼女の生き方そのものを変える旅となりました。


麻美の作るマクラメ編みのアクセサリーは、世界中の人々の手に渡り、彼らの人生の一部となっています。


彼女の作品が誰かの特別な日のお守りとなったり、大切な人への贈り物となったりすることで、麻美は自分の手仕事が無数の愛の物語を紡ぎ出していることに心から感謝しています。


「私のアクセサリーが、人々の大切な瞬間に寄り添えていると思うと、とても幸せです」と麻美は言います。


今日も麻美は、新しい石との出会いを楽しみながら、次の作品へと思いを馳せています。彼女にとって、マクラメ編みは終わりのない物語の始まりであり、彼女の手から生まれるアクセサリーは、これからも愛を伝え続ける使者となるでしょう。


麻美の旅はまだまだ続きます。
どうぞAmorの愛情溢れたハンドメイドの温もりをその手で感じてみて下さい。